当時の湯治

2018年1月17日

こんにちは。

先日、群馬の四万温泉に行ってきました。
元禄時代の建物が今でも残っている古い旅館に泊まりました。

夜に雨が降ったのですが、写真の廊下にバケツが登場。
雨漏りしてました(笑)
部屋にはエアコンもなく、久しぶりに扇風機のみの生活をしました。
・・・が!暑い!
温泉に入ったあとの汗がなかなか引かない(笑)

そんな温泉も歴史があり、オーナーさんの昔話も聞かせて貰いました。

昔の湯治場や旅館は外廊下が主流だったそうなんです。
部屋の仕切りは障子のみ。なので四方が障子に囲まれている感じです。
中廊下にすれば、廊下の両側に部屋を設けられるし効率的なのに
外廊下にする理由。
それは、昔は電気というものが無かったから。
外廊下なら昼間はもちろん、夜も月明りで廊下を移動できる。
そして、湯治中は外廊下で食べ物を煮炊きしたそうです。

私がプランを考えるときも、中廊下はやはり暗いので、
照明に頼ったり、玄関や他の部屋からの灯りを頼りにしたりします。
でも外廊下はコストもかかるし寒いし、今は考えられませんね(笑)

そんななか、我が家の子供たちは暑さをものともせず、
宿の近くの河原で思い切り遊んでいました。

ちなみに夜中はとても寒くて掛布団に包まって寝てました汗

いまの生活の便利さ快適さが、心に沁みた温泉旅行でした。

古山 麻樹

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Posted by hirabayashi