アスベスト調査

2023年3月3日

こんにちは。

ここ数日は風が強く、花粉の存在をひしひしと感じている古山です。

そんな花粉風が吹くなか、アスベストの調査立ち会いに行ってきました。

 

そもそもアスベスト(石綿)とは、自然界にある「繊維状ケイ酸塩鉱物」の総称で、アスベストを吸い込むと、肺がんや悪性中皮腫、石綿肺の健康被害が懸念されるため、日本国内では現在、製造・輸入・新規使用が認められていません。アスベストを含む建材は、2006年9月から製造・使用の一切を禁止されています。

しかし、2006年以前の建物は使用されている可能性があることから、建物を解体・改修する前に、アスベスト調査の義務化が決定されたため、今回は断熱改修工事をする前に調査をすることになりました。

ちなみに、調査の対象は建物の解体やリフォーム工事全てになり、一定の規模や金額以上になると報告が義務化されています。

 

 

今回立ち会わせていただいた物件は、リフォーム担当の宮田の現場でした。アスベストが含有されている可能性のある建材は外壁と軒天。室内の壁や床・天井は無垢の板張だったので今回は対象ではありませんでしたが、これが石膏ボード張やビニル床貼だった場合はアスベストが入っている可能性が出てくるので要注意です。

 

 

例えば、浴室やトイレのリフォーム工事も調査の対象です。

さらに壁や床、天井などのリフォーム工事の場合は物入の中なども見せて頂くことになるので、お客様にはご迷惑をお掛けすることになりますが、何卒ご協力をお願い致します。

 

 

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Posted by hirabayashi