講習会参加しました。

こんにちは!今年も宜しくお願い致します。

先日、木耐協の全国大会に参加しました。

タレントの渡辺篤史さんの建もの探訪のお話や、南海トラフの巨大地震と首都直下地震についてのお話など聞いてきました。

中でも特に興味深かったお話が、関西大学の元吉教授の「災害多発時代の到来と人々の心理」というお話です。

昨年千葉県でも大変な被害が出ましたが、こうした災害が多発するにもかかわらずなぜ人々は早めの避難や備えをできずにいるのか、今後どのようにしていけばよいのかを教えていただきました。

まず人はたとえ大きな災害が起こると聞いていても行動しないのは、日頃から災害時の被害予測や、一週間分の備蓄をすることの大変さなどネガティブな情報を聞くことによって、いつ起こるかわからない災害に対して何をしてもしても無駄といった無力感をもってしまうそうです。また避難所は非日常的なもので、プライバシーやエアコンが無いなどの問題から行きたくない場所としてのイメージもありなかなか行動することが難しいそうです。

今後はこういったネガティブな情報ではなく、自分を守るために効果のあることをいかに簡単にできるかを伝えていくこと、また習慣化していくことが重要だとおっしゃっていました。避難所を快適な場所に変えていくことや、家庭では普段使用する食材を少し多めに買い使用した分だけ買い足す「ローリングストック法」などをおすすめしていただきました。

まずは、いつ起こるかわからない災害に対して家庭でできることから習慣して行っていこうと思いました。とてもためになった一日でした。

髙尾

 

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Posted by hirabayashi